注目の次世代エネルギーから産業用・家庭用ガスまで
イワタニグループを支える「ガス物流」
特性によって姿を変えるガス。その性質を熟知し、様々な産業分野や皆様の生活にガスを届けることが岩谷物流の根幹事業です。そのために私たちが実践するのは「安全の徹底推進(Safety)」「ガス輸送ノウハウの蓄積(Solution)」「環境配慮型経営の推進(Sustainability)」、この3つのミッションです。
創業以来、数々のガス輸送を手掛けてきた背景には、安全な輸送を叶える熟練スタッフの支えがあります。その結果、当社は日本で初めて宇宙ロケット燃料の輸送に成功。幅広いレンジを持ったローリなどこれまでに蓄積した技術力が結晶となって輸送を実現させたことに他なりません。また、ガスと密接な関係にある環境問題へも十分に配慮し、環境負荷の低減にも努めております。このようにして、私たちは現在のガス物流事業を確立しました。今後とも3つのミッションを体現し、ガス輸送のエキスパートとしてお客様との信頼の輪を広げていきます。
水素エネルギー社会に向けて
インフラに貢献
燃料電池車向けの水素ステーションの建設と水素インフラのネットワーク化に向けて、液化水素型や移動型ステーション、市街地展開などさまざまな計画が推進されています。当社の高度なスキルで多様な供給形態にきめ細かく応えていきます。
多種多様なローリ運送
-
LPガス(液化石油ガス)
LPガス(液化石油ガス)
常圧で原油に熱を加えて蒸留し、各種の石油ガスやガソリンなどを分離させる際に発生するのが、「プロパン」や「ブタン」といったLPガスです。家庭用の燃料として使われる、皆様の身近なエネルギーの一つです。LPガスは常温・常圧では気体ですが、マイナス42度まで冷却することで液化して容積が約250分の1になるため、液化させて運んでいます。
主な用途
- ・家庭用・店舗用燃料
-
(調理、カセットコンロ、
給湯、冷暖房) - ・自動車燃料
-
(タクシー、
フォークリフト) - ・災害対応燃料
-
LNG(液化天然ガス)
LNG(液化天然ガス)
天然ガスは一般的には古代の動植物が土中に堆積して生成されるものであり、都市ガスの原料となるエネルギーです。また、窒素や硫黄をほとんど含まないため、燃焼時の大気汚染の要因となる物質の発生量が低いのも特徴。国内の一部でも天然ガスは生産されていますが、輸入が多くを占めます。輸送の際はマイナス162度まで冷却し液化、体積が600分の1になった状態で輸送しています。
主な用途
- ・火力発電所の燃料
- ・都市ガスの主原料
- ・乾燥ボイラーの燃料
-
液化水素
液化水素
水素は燃焼してもCO2や大気汚染物質を全く排出せず、また安定供給と環境保全を一挙に実現するクリーンエネルギーです。ロケットの燃料としても利用され、当社は宇宙航空研究開発機構への輸送も担っています。液化した水素は温度管理においてデリケートであり、輸送に関しても高度な技術を必要とします。当社では培ってきた独自のノウハウにより、長距離を安全に輸送することが可能です。
主な用途
- ・ロケット燃料
-
・燃料電池自動車、
バス(FCV)
-
ヘリウム
ヘリウム
風船への封入などで聞き慣れたガスかもしれませんが、主に光ファイバーや半導体の製造、医療の断層写真用(MRI)などに利用され、その生産の大部分は中東カタール・米国が占めています。近年では、先端技術開発に欠かせないガスとして需要が高まり、貴重なガスとして注目されています。マイナス269度で液化する極低温特性を持つため、こちらも輸送には高い技術が必要とされます。
主な用途
- ・半導体・光ファイバーの製造
- ・MRI(超電導磁石の冷却)
- ・風船用ガス
-
液化酸素
液化酸素
液化酸素は皆様の日常に欠かせない大気の中から生み出される資源です。不純物を取り除いた大気から窒素と酸素を分離させ、液体に変化させて精製します。特徴は他の物質を酸化する力が強く、多くの元素と化合すること。主に工業用の加熱炉や鋼材の溶接・切断、医療現場では窒息者の吸入、さらにはロケット分野など多岐にわたるフィールドで使用されています。
主な用途
- ・鉄鋼所の高炉用燃料
- ・鋼材の溶接、切断
-
液化窒素
液化窒素
液化酸素と同様に、大気中から生成します。酸素と異なり、他の物質と化合しにくいため”不活性元素”と呼ばれていますが、高温高圧の状況のみ他の物質と反応します。その際にアンモニアや尿素など化学工業で重要な原料となる物質を生み出してくれる点が特徴です。また、不活性な特性を活かし、冷凍技術や食品の酸化防止剤にも利用されています。
主な用途
-
・食品製造の瞬間冷凍、
酸化防止 - ・半導体の製造
-
・食品製造の瞬間冷凍、
-
液化炭酸ガス
液化炭酸ガス
炭酸ガスはドライアイスの原料やビールサーバーに利用される、皆様の身近にあるガスの一つです。また、大気中に0.03%程度存在しており、理科の授業で習ったように光合成の働きを促進するため、植物の成長に欠かせません。基本的には産業界から排出されるガスを固定化して再利用しており、炭酸飲料の製造、植物の栽培利用、鉄工の溶接用など多種多様な利用方法があります。
主な用途
- ・ドライアイスの原料
- ・炭酸飲料の製造
-
・植物の栽培利用
(ハウス栽培の光合成)
岩谷物流が考える社会貢献
「地球環境との調和」がイワタニグループの共通認識。当社の活動の主軸は、CO2削減や燃費の改善などを目指した“環境負荷の低減”と、お客様が安心できる“徹底した安全保証”です。
環境関連法規の遵守やエコドライブの推進などの取り組みによって、自然環境とエネルギー社会の調和を目指す革新的企業として進化し続けます。
環境活動
- 1.環境方針
- 岩谷物流ではイワタニグループの一員として「イワタニグループ環境憲章」を共有し、地球環境の問題へ積極的に取り組んでいます。
- 2.岩谷物流グループの環境方針
- 3.環境配慮型経営の推進
- 地球温暖化や大気汚染が深刻化する現在、CO2削減、環境保全に配慮した事業活動を推進することは、環境負荷の大きい運送業界の社会的責任です。 当社では、エコドライブの推進、低公害車の導入、走行距離に応じた車輌の適正処理等に積極的に取り組み、環境負荷の低減に努めています。
イワタニグループ環境憲章
住みよい地球がイワタニの願いです
基本理念
イワタニグループは、地球環境との調和が企業の存在と活動に必須の要件であるという認識に立ち全ての事業活動において環境負荷の低減に努め持続可能な発展に寄与する国際複合企業集団を目指します。
行動指針
- ・自然環境との調和
- 自然生態系に配慮した、資源及びエネルギーのエコ・エフィシエンシー(環境効率)の向上を目指すとともに、環境技術の開発ならびに、資源のリサイクルを推進します。
- ・地域社会との共生
- 良き企業市民として環境保全に貢献し、地域社会との共生に努めます。
- ・環境マネジメントシステムの推進
- 基本理念の実現のため、環境管理体制を構築し、不断の継続的な改善に努めます。
- ・啓蒙活動の推進
- グループ全社員の環境意識の高揚を目指し、教育・広報活動を推進します。